ASEEDONCLÖUD 2023SS COLLECTION – Jiyusou –

オンラインショップをご覧いただきありがとうございます。

4月に入り、たくさんの春夏のアイテムが揃ってきました。

今回は、取扱ブランドASEEDONCLÖUD(アシードンクラウド)のご紹介です。

デザイナーの玉井健太郎さんが幼少期の頃に初めて書いた絵本の題名『くもにのったたね』” a seed on cloud”から由来しているブランド名のASEEDONCLÖUD

玉井 健太郎 

セントラルマーティンズ美術学校 メンズウェア学科卒業。 
ロンドンにてマーガレット・ハウエル UKのアシスタントデザイナーを経て帰国 
2007年4月 株式会社リトゥンアフターワーズを設立
2008年9月 東京コレクション初参加 
2009年4月 リトゥンアフターワーズでの活動を中止し、
独自のデザイン活動をスタート

デザインベースとしては、19世紀後期~20世紀初頭の写真に見られるような古い作業着の美しさを生かしながら、ブランド独自のスパイスを織り交ぜてデザインされています。

毎シーズンある物語が展開され、その物語の主人公たちが着用している洋服やストーリーが感じられるオリジナルテキスタイルなど物語に沿ったデザインになっています。

– Jiyosou – 時遊奏(じゆうそう)

今回のコレクション”Jiyusou”は、

おもちゃ作家の久保進さんとの出会いをきっかけに描かれたストーリーになっています。

おじいさんの時計技師としての職人服【Automata engineer】、おじいさんが少年と真剣に遊ぶ為の遊び服【Recreation】、おばあさんとの思い出服【Memento】シリーズの3部構成となっています。

- Jiyusou -

カラクリでできた町の時計台に住む時計技師のおじいさんと
その町から離れたところに住む好奇心旺盛の少年のお話

ある街には有能な時計技師のおじいさんがいました

彼は町の中心に大きな時計台を作り
毎日夜になると時計台の調整をしていました

ある日おばあさんが倒れてしまい
おじいさんは看病をしながら
おばあさんを楽しませるためにからくり人形を作ってあげました
しかし時計台の調整はすっかり忘れたままです

おばあさんが亡くなった後も
彼女との思い出を人形に吹き込んでいきました
しかし主人を失った時計台の時は止まってしまいそれっきりに

それから年月が経ち

カラクリの町から離れているところに住む少年が
自転車に乗ってカラクリの町にやって来ました

町に着くと時がとまった時計台が気になります
窓から中を覗くと素敵なからくり人形がたくさん並んでいます
しかしカラクリ人形を作っているおじいさんは何やら元気がありません
心配になった少年はおじいさんに声をかけ遊びに連れて行きます

遊び方を知らないおじいさんに
自然の中での遊び(昆虫採取、川遊び、木登り等)を教えていくうちに
おじいさんも真剣に遊びを楽しむようになります

そのお返しにとおじいさんも少年にからくり人形をたくさん見せてあげました
少年はおじいさんのからくり人形に夢中になり
より多くの人に見てもらおうとおじいさんに言いました

少年に教えてもらった遊び方をからくり人形にして
カラクリの町の未来の子供達に向け
遊び方を伝えるからくり時計を作ることにしました

からくり時計は完成して
時計台の時はまた動き出しました
からくり時計の中心には おじいさんとおばあさんと少年が手を繋いだ像が今でも子供達に遊び方の大切さを伝えながら

・Automata engineer シリーズ

主人公のおじいさんが時計技師やからくり人形を製作する際に着る作業服。

主人公と同じような仕事をされているおもちゃ作家の久保さんに普段作業する際の動きや道具などをヒヤリングしてデザインされたシリーズ。

・Recreation シリーズ

主人公のおじいさんが少年と真剣に遊びをする為の遊び服。

外遊びの際に活躍するギミックのあるシリーズ。

蝶採集用のハンティングウェア・ギアを制作するブランド『tehutehu』とコラボしたベストもリリースしています。

・Memento シリーズ

おばあさんが着ていた服やおばあさんとの思い出服。

ヨーロッパ古着のテイストをベースにストーリー性をのせてデザインされたシリーズ。

すでに完売しているアイテムもありますが、各アイテムはオンラインショップにて掲載しています。

ASEEDONCLÖUDのアイテムは、<こちら>からご覧いただけます。