coupé(コッペ)さんの工房へ…

TOCAKUオンラインショップをご覧いただきありがとうございます。
9月も下旬になり、ようやく秋めいてきましたね。

10月5(土)より開催します【10年後も履きたい靴。coupé受注会】

先日、東京都小金井市のcoupéさんの工房にお伺いしてきました。

coupé工房

coupéは中丸貴幸さんと美砂さんのお二人でハンドメイドによって1足1足丁寧に作られ、

それぞれ大まかに美砂さん革の裁断縫製などの工程、貴幸さんはつり込み底付けなどの工程と分業で作業されています。

お伺いした当日は、ライニング(アッパーの内側)パーツの縫製アッパーのつり込みの工程を見せていただきました。

ライニング製作

パターンごとに裁断されたパーツは糊で仮止めをして、ミシンで縫製をしてライニングを作っていきます。

強度を考えて二重ステッチをして作られています。

糊付けによる仮止め
パーツごとの縫い合わせ
*踵に当たる部分は、滑り止めとして革の裏側(ザラザラした方)を表面に。
パーツごとの縫い合わせ
左:完成品、右:ライニング部分

続いて、貴幸さんのつり込み作業。

中丸さん手製の芯材を入れて、

ワニと呼ばれる専用のペンチを使い、革を木型(プラスティック)に沿わせて釘で固定していきます。

革の引き具合バランスを考えながら行う靴の形を作る上で重要な工程

この後、革の形を固定させるために1週間ほど置いておくそうです。

外羽根シューズ_アッパー
アッパーとライニングの間に入れる芯材
芯材を入れる

ワニで革を引っ張る
釘で木型に固定
作業場の風景

作業中にそれぞれの工程の意味など疑問に思ったことをお聴きながら見ていたのですが、

永く履いてもらうことを考えて、製作の手間を惜しまず履き心地耐久性などを優先して製作されてるということが非常に印象に残りました。

短い時間でしたが本当に1足1足丁寧に作られている靴作りを見させていただきました。

小金井市にある工房兼店舗は、月に数回だけ店舗オープンされていますので、
タイミング合えばぜひ行ってみてください!

coupé店舗
coupé店舗

最後までお読みいただきありがとうございました。

前回投稿したPOP UPの記事も合わせてぜひご覧ください。→<前回の記事>

_

10年後も履きたい靴。 coupé受注会

2024.10.5Sat – 10.14Mon (会期中休み : 9Wed,10Thu)


デザイナー在廊日:12Sat – 14Mon

中丸貴幸さんと美砂さんのお二人によるハンドメイド靴ブランド【coupé(コッペ)】。
本展は、全6種の靴から革の種類や色などが選べるセミオーダーの展示受注会になります。
デザインから製作までお二人が手掛けるcoupéの靴が、愛着を持って永い付き合いになる
あなたの1足になれば嬉しいです。
ハンドメイドによって1足1足丁寧に作られたcoupéの靴作りをこの機会にぜひご覧ください。
*細かな相談やサイズ調整をご希望のある方は、デザイナー在廊日にぜひお越しください。

[TOCAKUオンラインショップサイト] [TOCAKU インスタグラム]

[coupéブランドサイト] [coupéインスタグラム]