オンラインショップをご覧いただきありがとうございます。
ただいま開催中のPOP UP【10年後も履きたい靴coupé受注会】。
残るところ3連休の3日間となりました。
本日は、オーダーいただく時に選べる製法の違いをご紹介したいと思います。
様々な製法がある中で今現在、ハンドメイド靴のcoupéさんが採用している製法が「マッケイ製法」と「ハンドソーン・ウェルテッド製法」。

●マッケイ製法
イタリアの伝統的製法。
ソールからインソールまで、一緒に縫い付けるため、靴の中に縫い目が見える。
男性の靴・女性の靴問わず、多くの靴に採用されている製法。
□長所・・・ハンドソーンに比べて軽い。ソールの返りが良い(ソールが曲がりやすい)ので、歩き易い。コバ(ソールの張り出し)の出が少ないので、スッキリとした印象になる。
□短所・・・地面との接地時、ハンドソーンに比べて、足裏に衝撃が伝わりやすい。
コッペでは、ソールのコバが丸くなるよう仕上げているのも特徴で、より柔らかい印象に。
women’sサイズでは、マッケイ製法のソールに、丸ヒールを合わせることで、よりかわいらしい印象の革靴になります。





●ハンドソーン・ウェルテッド製法(9分仕立て)
ウエルトと呼ばれる革ベルトを縫い付け(すくい縫い)、その後にソールを貼り、ウエルトとソールを縫い付ける(出し縫い)伝統的な製法。
(コッペは、出し縫いを機械で行う9分仕立てを採用)
今日では、全て機械生産になるグッドイヤー・ウェルテッド製法が一般的だが、ハンドソーンはその原型で、手仕事になる。
□長所・・・耐久性が高い。修理がしやすく、オールソールによる劣化も少ない。機械生産のグッドイヤーに比べても、耐久性が高く、足なじみが良く履きやすい。
□短所・・・マッケイに比べて重い。手間がかかるため、コストが高い。
コッペが活動を始めた当初から中心としている製法で、一番革靴の良さを実感してもらえる製法でもあるように思います。




最後までお読みいただきありがとうございます。
明日12日(土)からの3連休はcoupéデザイナーの中丸さんが在廊されます。
在廊中にしかできないサイズの微調整や細かな相談なども受けていますので、ぜひこの機会にお立ち寄りください。
【10年後も履きたい靴。coupé受注会】
2024年10月5日(土) – 10月14日(月)
デザイナー在廊日:12日(土)-14日(月)